世界中の国々を訪れ、地球そのものをフィールドに活躍する写真家・高砂淳二(1962-)。
神秘的な海の中、遠く広がる大地、果てしない空、そこに息づく生物たちに出会う旅を続けています。
そして38年にわたり、カメラを通して自然が内包する不思議な世界を見つめていく中で、高砂氏はこう考えるようになったと言います。

「僕ら人間も他の様々な生き物同様に地球を構成する一つの大事な細胞として、今を生きている。
それぞれの生き物がピースのように絡み合って一つの地球という生命を成り立たせている。」

本展は、「海の声」「大地の声」「空の声」の3部で構成し、約100点の写真作品により地球の生きる姿を多角的に展覧します。地球温暖化等さまざまな環境問題を抱えるわたしたちは、多様な作品群から、地球のどのような声を聴くことができるでしょうか。ぜひご覧ください。

※本展は、スマートフォン・携帯電話に限り、会場内写真撮影が可能です。

【関連イベント】
会場:美術館「えき」KYOTO
マイクを使用し、会場内を移動しながら作品についてお話しします。(各回約30分を予定)
ギャラリー・トーク終了後に、写真集をお買いあげの方にサインをいたします。

■日時:4月13日(土)・14日(日)・27日(土)・28日(日)
各日(1日2回)①11:00から ②15:00から
※事前申込不要。ご参加は無料ですが、美術館入館券は必要です。
※混雑した場合は、入館制限をさせていただく場合がございます。
※イベントが変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。