明治後期に新しい日本画のあり方を模索しながら、数々の傑作を生みだした日本画家・菱田春草(1874-1911)。36歳という若さで世を去るまで、常に革新的な表現を求め続けたその画業を辿ります。本展では、春草が試みた表現を「線」や「空気・光」「色彩・古典」などの視点からご紹介し、ともに研鑽を積んだ横山大観、下村観山ら春草とゆかりの深い作家の作品と併せて画壇の挑戦者たちの表現に迫ります。また、本展は春草の故郷・長野県において初期日本美術院作家の代表的な作品を数多く所蔵している水野美術館の特別協力により、その貴重なコレクションのなかから選りすぐった作品による展覧会となります。

【ギャラリートーク】
会場:美術館「えき」KYOTO
日時:6月8日(土) 14:00から 6月9日(日) 11:00から
講師:野口 春花氏 (水野美術館 学芸員)
※各回約30分 ※マイクを使用し、会場内を移動しながらお話しいただきます。
※事前申し込み不要。ご参加は無料ですが、美術館入館券は必要です。
※混雑した場合は、入館制限させていただく場合がございます。

※展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。