生き物たちの世界に人間社会を重ねて、生物としての人間の普遍性を表現する松本亮平の世界へご案内いたします。
松本は大学院で構造生物学を学び、人間と生き物たちの同一性に着目しています。
絵の具から生み出され、まるで人間のようにふるまう鮮やかな生き物たちの姿を楽しみながら、私たち人間を含む生命の共生について考えるひとときとなれば幸いです。

<関連イベント>
5月14日 (火) 13:00 ~申込受付開始
お申し込み方法、詳細は公式サイトをご確認ください

●ワークショップ 「作って飾ろう いろんな生き物」
生き物のフィギュアと写真をよく観察して、絵の具を使い生き物の絵を制作します。
完成後、作家の作品と共に展示室に飾ります。

日 時:6月1日(土) 14:00 ~ 16:30
講 師:松本亮平(作家)
対 象:小学生以上ならどなたでも参加OK
定 員:15人程度(先着申込)
参加費:2,500円
会 場:調布市文化会館たづくり11階 第2創作室

●トーク 『古今東西 絵の中の生き物』
絵の中の生き物たちは何を伝えようとしているのか。
古典絵画から展示作品まで様々な絵を取り上げ、ゲストを交えてお話しします。

日 時:6月8日(土) 14:00 ~ 15:30(開場30分前)
出 演:松本亮平(作家)、金子信久(府中市美術館学芸員)
定 員:100人(先着申込)
参加費:無料
会 場:調布市文化会館たづくり8階 映像シアター

<公開制作>
どのようにして作品の生き物たちが生まれるのか。作家の緻密な制作の様子をご覧いただけます。
5月4日(土)  12:00 ~16:00
6月13日(木) 12:00 ~16:00
その他のスケジュールは公式サイトにて随時更新予定

<作家プロフィール>
松本 亮平(まつもと りょうへい)
1988年神奈川県生まれ。幼い頃から自然に親しみ、生き物への興味を深める。
構造生物を学ぶために早稲田大学に進学し、2013年に同大学院を修了。
生き物たちの世界をテーマに制作し、2016 年には世界絵画大賞展 遠藤彰子賞、2019 年には昭和会展 昭和会賞を受賞。
個展を中心に活動しながら、韓国、マレーシア、フランスなどのアートフェアにも出展を重ねる。