2024年04月09日掲載
開館10周年記念・第36回企画展 パール 海の宝石、神秘の輝き
MieMu:みえむ(三重県総合博物館)
- 会期
- 2024年04月20日~2024年06月16日
カルーセル
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パール 海の宝石、神秘の輝き
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ブローチ「楓」(ミキモト真珠島 真珠博物館蔵)
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帯留「桜」(ミキモト真珠島 真珠博物館蔵)
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帯留「葡萄」(ミキモト真珠島 真珠博物館蔵)
※期間中に一部展示替えを行います。
≪前期展示≫4月20日(土)から5月19日(日)まで
≪後期展示≫5月21日(火)から6月16日(日)まで
●プロローグ 真珠とは●
真珠と聞くと白くて丸い珠がイメージされますが、真珠の形・色は様々です。貝によって生み出される多種多様な自然の造形である真珠を紹介します。
●第1章 日本の天然真珠 三重の真珠●
真珠の養殖が始まる遥か昔から、天然真珠は希少性とその輝きにより特別なものとして珍重されていました。福井県若狭町鳥浜貝塚から出土した日本最古の真珠である鳥浜パールや、江戸時代に大村湾(長崎県)で採取された御喰出(おはみだ)しの真珠など、数々の真珠が歴史を彩ります。三重県も天然真珠の採取地として知られていました。伊勢志摩の真珠は古くから献上品として用いられ、江戸時代になると医薬品として用いられることが多くなりました。ジュエリーに使用される前の真珠がどのようなものであったかを紹介します。
●第2章 世界の天然真珠●
世界でも天然真珠は採取されており、とくにペルシャ湾は歴史的な天然真珠の一大産地として、知られています。発見された希少な天然真珠はその美しさが高く評価され、ヨーロッパに運ばれ、宝飾品として加工され、身分の高い人たちの髪や胸元、指先をきらびやかに飾りました。この章では真珠の種類ごとにそれぞれのもつ美しさを紹介します。
●第3章 養殖真珠の広がり●
明治時代に入り養殖真珠が生産されるようになると、宝飾品にも養殖真珠が用いられるようになりました。技術の発展により、真珠の大きさや色、形に統一性が見られるようになり、養殖真珠の特質を生かしたより自由なデザインのジュエリーも作られるようになってきました。この章では養殖真珠を用いて製作された工芸品やジュエリーを紹介します。
●エピローグ 真珠を育む海、真珠を育む人●
養殖真珠は、海と貝と人の手によって創りあげられている宝石です。真珠を育む三重の海、海に抱かれる貝から作り出される真珠、そして貝が元気に育つ環境をつくる人について紹介します。
- 展覧会名
- 開館10周年記念・第36回企画展 パール 海の宝石、神秘の輝き
- 分類
- 企画展
- 会場
- MieMu:みえむ(三重県総合博物館)
- 会期
- 2024年04月20日~2024年06月16日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 9時から17時まで(最終入場は16時30分まで)
- 休館日
- 休館日:毎週月曜日(4月29日、5月6日は開館、4月30日、5月7日は休館)
- 観覧料
- 【パール展のみ】一般800円、学生480円、高校生以下無料
【基本展示室(常設)とのセット券】一般1,050円、学生630円、高校生以下無料 - 住所
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514-0061 三重県津市一身田上津部田3060
- アクセス
- <公共交通機関>
津駅(近鉄名古屋線、JR紀勢本線、伊勢鉄道)西口下車
・津駅西口より三重交通バスで約5分(89系統総合文化センター行きまたは夢が丘団地行き「総合文化センター前」下車すぐ)
・津駅西口より徒歩25分
<自動車>
伊勢自動車道「津IC」から約10分/伊勢自動車道「芸濃IC」から約20分 - 公式サイト
- https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/p0031300095.htm
- 公式SNS
- お問合せ先
- MieMu:みえむ(三重県総合博物館)
TEL:059-228-2283 FAX:059-229-8310 Mail:MieMu@pref.mie.lg.jp