篤い仏教信仰をもった井伊家4代直興(1656~1717)と、彦根藩領内にある臨済宗の名刹・永源寺86世南嶺慧詢(1629~1714)。直興は南嶺に帰依し、自身や家族のためにさまざまな法要を行わせるなど、親密な関係を築きました。2人の人物像や関係について、古文書やゆかりの品などから紹介します。