日本伝統工芸富山展は、地域の伝統工芸・美術の振興・発展を期待し、旧高岡市美術館を会場に、昭和36年から始まりました。日本伝統工芸展と同じく、金工、漆芸、木竹工、陶芸、染織、人形、諸工芸の7部門からなります。富山展では、趣旨に賛同いただいた全国の人間国宝(重要無形文化財保持者)並びに日本工芸会正会員による賛助作品をはじめ、日本工芸会富山支部会員と県内から公募した入選作品を展示します。

支部会員と一般からなる公募の優秀作品には賞が授与され、「伝統工芸の特性を活かし、現代生活に直結する作品で、工芸としての格調が高く、美術作品として芸術性を保持した未発表の作品」を追求した、県内の伝統工芸作家による最新の挑戦を見ることができます。


◎会期中同時開催
 (公社)日本工芸会富山支部会員小品展(地階ミュージアムショップにて)