タイトル「エキシビション メーカー」は、1990年、ワタリウム美術館の初めての美術展をキュレートしてくれたハラルド・ゼーマンが、当時はキュレーターという言葉は世界でも使われておらず、「展覧会を作る人」というこの言葉を使っていた、というエピソードとも関わっています。
本展は美術家、梅津庸一に構成をお願いしました。ワタリウム美術館設立以前に和多利志津子(前館長)の交流によって集められた作品群(これらのほとんどはワタリウム美術館では未公開)を軸に、現在活躍中の作家たちを加えるという展示構成がとられ、さらに展示方法にも工夫を凝らしています。
これら44名のアーティストの作品が、本展にて新たな輝きを放つことを願っております。[美術館サイトより]