2024年春の北陸新幹線福井・敦賀開業を記念し、開催する横山大観展では、巨匠・大観がいかにして生まれたか、その発想の斬新さや、あくなき挑戦について紹介します。重要文化財の《生々流転》(東京国立近代美術館)、《瀟湘八景》(東京国立博物館)や、日本美術史で記念碑的な作品ともいえる《屈原》(厳島神社)など初期から晩年までの代表作から展望するほか、越前紙漉き職人・岩野平三郎との密接なやりとりのなか国産の和紙を積極的に使い、日本画壇に絵絹から和紙への大きな変革をもたらした功績を岩野平三郎家旧蔵の豊富な資料や、実際の作品からあきらかにします。
[美術館サイトより]
前期:04月26日(金)~05月12日(日)
後期:05月16日(木)~06月02日(日)