知らない場所に行くときに、地図はなくてはならないものです。今は、紙の地図だけでなく、スマートフォンの地図アプリを使って目的地まで行くことも多いかもしれません。
今から170年ほど前の江戸時代の終わりごろ、人びとは切絵図という区分地図を見ながら江戸の町を歩いていました。
今年の夏休み企画展では、切絵図の見方を学び、江戸時代の港区のようすを探ります。浮世絵や、大名屋敷跡から出土した生活道具なども見てみましょう。
展示室で切絵図と今の地図を見くらべて、江戸時代から変わらずにあるお寺や神社、道などを探したり、自分の家や学校が江戸時代にはどのような場所だったかを調べてみませんか?