医療マンガ『ブラック・ジャック』の魅力に迫る展覧会
生原稿を中心に、手塚治虫の情熱と執念を大解剖!

医療マンガ、手塚治虫の『ブラック・ジャック』は50年前の1973年に登場しました。手塚治虫が切り拓いた“MANGA”、“ANIME”の世界はいま、世界中の人々にリスペクトされる大きな文化となっています。『ブラック・ジャック』は現在第一線で活躍する医療従事者の多くに影響を与えたといわれている作品で、そこに込められたテーマやメッセージは、いまの人の心にも深い感銘を与えるものです。

顔に傷のある黒ずくめの天才外科医ブラック・ジャックと彼が生んだ“18歳で0歳”の女の子ピノコ。強力なキャラクターたちが繰り広げる物語は世界を舞台に、人間や生きものの命とそれを救う医療、人としての生きざまや、そもそも「医者は何のためにあるのだ」という根本的な問いにまで至る、数多くのテーマから紡ぎ出されています。

本展は、マンガ『ブラック・ジャック』をとおして、誕生秘話から作品そのものがもつ手塚治虫の深いヒューマニズムや、コロナ禍を経験した私たちがいま見ても斬新に感じる医療の描写など、『ブラック・ジャック』を深くまで知る人、初めて知る世代、そして世界のファンへ向けて、名作『ブラック・ジャック』の魅力を存分にお楽しみいただける展覧会です。

《スペシャルトークイベント》
会場=美術館「えき」KYOTO
開催日=2024年9月21日(土)
開催時間=20:15~21:15(終了予定)(受付20:00)

ゲスト=手塚 るみ子氏(プランニング・プロデューサー)
    吉村 和真氏(京都精華大学マンガ学部教授)
    伊藤 遊氏(京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授)
定員=60名(参加は18歳以上の方に限ります。お子さまの同伴不可)
参加料金(税込)=1,800円(整理券付き)
※イベント当日に限り10:00~20:00の間、参加券にて1回展覧会をご覧いただけます。

参加券販売=2024年8月17日(土)10:00よりローソンチケット(Lコード54465)にて販売。定員になり次第販売終了。

※展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。