「死」を見つめ、描き続けてきた横尾忠則が、これまで見送ってきた親しい人々と愛猫に思いを馳せる展覧会です。
 「肖像」の部屋では、家族や友人をはじめ、横尾の生き方や創作に影響を与えた人々の肖像画と関連資料を紹介。文学、音楽、演劇など領域を横断して活躍する作家ならではの協働の痕跡を、横尾自身の言葉とともに振り返ります。
 「猫」の部屋では、愛猫タマを偲んで描いた「タマ、帰っておいで」シリーズのほか、在りし日の写真やスケッチをあわせて展示します。
愛しい者たちが彼岸と此岸を往来し、時空を超えて共存するヨコオワールドをご体感ください。