蕗谷虹児(1898-1979)は大正時代から昭和時代にかけて少女雑誌の表紙絵や挿絵にモダンな女性像を発表して人気を博しました。文化や芸術が大衆のものとして浸透していく過程で、出版界の花形作家として蕗谷虹児が果たした役割は大きいものでした。本展では、60年におよぶ虹児の画業を約450点の作品で回顧します。[美術館サイトより]