歳時記とは、季節の年中行事や自然を記し、俳句の季語を解説、分類した書物のこと。「歳時記」と題した本展は、一年間に季節にあわせた全三回の展覧会を開催し、コレクションが見せる季節の情景、移ろいを、歳時記をめくるようにお楽しみいただきます。
第三回「歳時記 秋の彩りから冬色へ」では、日本画・日本洋画・工芸など約50点を展示し、秋から冬へ、季節の移ろいを感じさせる作品をご覧いただきます。色づいてゆく紅葉や真っ白に降り積もった雪景色を描いた風景画、柿・栗・林檎といった果実のある静物画や、茶色や銀の地をもつ陶芸など、秋冬を映したさまざまな作品を集めました。あざやかな秋から冴えわたる冬色へ、コレクションを通して移りゆく日本の季節をご堪能ください。
[一部展示替えがあります]
前期:10/5(土)-11/10(日) 後期:11/12(火)-12/22(日)