本展では、絵画、彫刻、工芸など文字に焦点を当てて選んだ約70点と、箱や軸などの付属品を交え展示します。画中のモティーフとして登場する街角のポスターや書籍、コラージュされた印刷物、歌仙絵に記された歌、陶作品の文字模様、さらには、絵の片隅やカンヴァスの裏に書かれた画家のサインや数字、保管箱の箱書きまで、美術を取り巻くさまざまな文字からコレクションを読み解く展覧会です。
また、本展と同じ会期で、追悼展示「今井龍満 Ryuma IMAI」を開催します。今年2月に48歳の若さで急逝した今井龍満。当館所蔵の今井作品15点と、2023年に個展を行った際に彼が選んだ西洋絵画3点を展示します。
[一部展示替えがあります]
前期:7/8(火)-8/17(日) 後期:8/19(火)-9/23(火・祝)