2024年10月03日掲載
岡崎和郎 – HISASHI-
YOKOTA TOKYO
- 会期
- 2024年10月07日~2024年10月25日
カルーセル
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岡崎和郎 《HISASHI》2006
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岡崎和郎 《HISASHI》2017
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「岡崎和郎 hisashi」展 の展示風景 (横田茂ギャラリー 1989年)
庇(ひさし)をモティーフとする《HISASHI》は岡崎和郎を代表する作品シリーズです。彼独自の「補遺」という概念と結びつき、空間は《HISASHI》によって内部へと迫り出し、天と地に分けられます。そして内と外、彼方と此方、内的な我々の意識をも変化させます。岡崎和郎のギャラリーでの初めての展示は1989年の「hisashi」展から始まりました。それから展開し続ける岡崎の作品の展示を続けてきましたが、ここで改めて《HISASHI》に立ち返り、作品と向き合います。
岡崎和郎 (1930-2022):
早稲田大学で美術史を学ぶ。1958年より読売アンデパンダン展に出品し、作家活動をスタート。初期のオブジェでは「内部」を起点に、外と内、表と裏、虚と実をめぐる問いかけを示し、身体の痕跡といった人間全般へと対象を広げた。1963年より、部分を通して全体を見通す造形思想「御物補遺(ぎょぶつほい)」を確立し、生涯にわたり多彩な制作を行ってきた。
倉敷市立美術館(97年)、奈義町現代美術館(2001年)、神奈川県立近代美術館 鎌倉(10年)、千葉市美術館(16年)、北九州市立美術館(16-17年)などで数多くの個展を開催。
YOKOTA TOKYO is pleased to present “KAZUO OKAZAKI —HISASHI—."
The HISASHI series, a defining body of work by Kazuo Okazaki, uses the motif of a roof eave (庇 - hisashi) and is closely tied to his unique concept of “supplement” (補遺 - hoi). Through this concept, HISASHI inverts the exterior and interior spaces, dividing the realms of heaven and earth, while transforming perceptions of inside and outside, this world and the other, and even highlighting the essence of things. Okazaki’s first exhibition at the gallery dates back to “hisashi” in 1989, and since then, YOKOTA TOKYO (formerly known as Shigeru Yokota Gallery) has continued to display his evolving work. This exhibition returns to the HISASHI, re-engaging with his core ideas.
- 展覧会名
- 岡崎和郎 – HISASHI-
- 分類
- 企画展
- 会場
- YOKOTA TOKYO
- 会期
- 2024年10月07日~2024年10月25日 Googleカレンダーに登録
- 休館日
- 土日・祭日休み
- 観覧料
- 無料
- 住所
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105-0022 東京都港区海岸1-15-1
- 公式サイト
- https://yokotatokyo.com/index.html
- 公式SNS
- お問合せ先
- MAIL: info@yokotatokyo.com
TEL: 03-3433-4479