渓斎英泉と歌川広重による「木曽海道六拾九次之内」は、木曽街道(中山道の異称)を主題とする70枚揃のシリーズです。出版開始から190年を記念する本展では、当館所蔵の「木曽海道六拾九次之内」計192点を、3期にわたり宿場ごとに全点公開。増し摺りに伴う複数のバリエーションや異版(変わり図)など、浮世絵木版画の「摺り違い」を見比べる愉しみをご提案いたします。