2024年11月01日掲載
Shizubi Research+ 倉俣史朗と静岡
静岡市美術館
- 会期
- 2024年11月06日~2024年12月15日
カルーセル
戦中、愛鷹村(現・静岡県沼津市)に疎開していたというだけでなく、倉俣と静岡は深い関係にありました。彼がそのキャリアをスタートさせた60年代半ばから80年代にかけて静岡の数多くの商業空間が手がけられ、当館が位置する静岡駅前に限っても、トンボヤ(衣料品/1966、70)、タカラ堂(宝飾品/1965、69、70、71、89)、COMBLÉ(バー/1988)などがあげられます。なかでも、天井の曲面と柔らかな色彩で人を包み込む COMBLÉ(コンブレ)は、倉俣の空間が体感できる、数少ない現存例です(一部改装済)。さらに静岡市が 1988年に主催した「家具産地イメージアップ事業」では、倉俣と静岡の職人がオリジナルのイスとテーブルを共同制作しています。
静岡市美術館では関係者や市民から聞き取りを行うなど、倉俣史朗と静岡についての調査を進めてきました。昨年度はプレ企画として、パネル展示やCOMBLÉでのトークイベントを行いました。本年度は、「家具産地イメージアップ事業」にて制作された静岡市が収蔵する椅子5脚のほか、これまでの調査過程で発見された新たな図面や写真資料などのアーカイブ資料を当館多目的室にて特集展示します。
- 展覧会名
- Shizubi Research+ 倉俣史朗と静岡
- 分類
- 企画展
- 会場
- 静岡市美術館
- 会期
- 2024年11月06日~2024年12月15日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 10:00~19:00
- 休館日
- 月曜日
※11/9(土)、12/7(土)ほか、他イベント実施時は閉室 - 観覧料
- 無料
- 住所
-
420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3F
- 公式サイト
- https://shizubi.jp/
- 公式SNS
- お問合せ先
- 054-273-1515(代表)