2013年に創設された公募コンクールFACEは、年齢・所属を問わない新進作家の登竜門として、毎回数多くの応募者を迎えています。美術評論家などによる作品本位の厳正な審査によって、真に力があり将来国際的にも通用する可能性を秘めた作品を入選とし、その入選作品のなかから各賞を授与しています。
本展では、FACE2022からFACE2024までの3年間に「グランプリ」「優秀賞」を受賞した作家たち12名の近作・新作およそ80点を展示し、受賞作家たちの受賞後の展開をご紹介します。また、当館所蔵品となった3年間の「グランプリ」受賞作品もあわせて展示します。
時代の感覚をとらえたFACE受賞作家たちの数年間にわたる作品によって、絵画のゆくえを探る展示となることでしょう。