2024年12月13日掲載
コレクション展 第3期 特集:救出された絵画たち ─陸前高田へ、まもなく帰郷(前編)─
岩手県立美術館
- 会期
- 2024年10月26日~2025年01月19日
カルーセル
震災直後の文化財レスキュー活動により救出された同館の美術作品は、盛岡市内で汚泥やカビを除去する応急処置が施された後、現地での受け入れ体制が整うまで、当館で保管することとなりました。その後、2013(平成25)年から2022(令和4)年にかけて、専門家たちによる修復作業が順に進められ、修復の完了した作品のうち書や鋳金作品は博物館に返還。絵画や版画の多くは引き続き当館で保管しています。
当館では、2012(平成24)年度と2019(令和元)年度の特集で被災作品を展示し、レスキュー活動や修復作業の経過を報告しました。このたび、全ての作品が陸前高田へ返還される見通しとなり、今年度の特集展示は、当館コレクション展で作品をまとめてご紹介する最後の機会となります。第3期では15名の美術家による油彩画、水彩画、版画、イラストを、第4期では畠山三朗(はたけやま・さぶろう)、畠山孝一(はたけやま・こういち)、行木正義(なめき・まさよし)の大作を中心に展示します。
なお、当館コレクションを展示したコーナーでは、現在国内外で活躍中の美術家たちの中から、菅木志雄(すが・きしお)、小笠原卓雄(おがさわら・たくお)、長谷川誠(はせがわ・まこと)らの立体作品、ミゲル・アウジーリ、杉山功(すぎやま・いさお)による大理石彫刻、伊藤正(いとう・ただし)、泉田之也(いずみた・ゆきや)の陶芸をご覧いただきます。[美術館サイトより]
前期:10月26日(土)~12月01日(日)
後期:12月03日(火)~01月19日(日)
- 展覧会名
- コレクション展 第3期 特集:救出された絵画たち ─陸前高田へ、まもなく帰郷(前編)─
- 分類
- 企画展
- 会場
- 岩手県立美術館
- 会期
- 2024年10月26日~2025年01月19日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 9:30~18:00(入館は閉館の30分前まで)
- 休館日
- 月曜日(祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)、12/29〜1/3
- 観覧料
- 一般=460(370)円
学生=350(280)円
*( )内は20名以上の団体料金
*高校生以下無料
*療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方およびその付き添いの方1名は無料 - 住所
-
020-0866 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
- 公式サイト
- https://www.ima.or.jp/exhibition/collection/2024_3nd.html
- お問合せ先
- TEL:019-658-1711