2024年12月23日掲載
畠山崇の写真2―京都を切り撮る―
京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
- 会期
- 2025年01月20日~2025年05月31日
カルーセル
京都在住であった畠山は、京都の工芸の世界、芸事の世界、華道・茶道の世界とも繋がりが深く、いけばなや器の数々、茶事や祭事などの催し、京都の家々に伝わる古美術や神社仏閣、庭園などを写し撮ってきました。それらの写真は、『淡交』『なごみ』『陶説』といった専門雑誌のみならず、『別冊太陽』『和楽』などの京都特集に掲載されてきました。
今回の展覧会では、北野天満宮や貴船神社、伏見の酒蔵など、京都の代表的な観光地でもある名所旧跡、祇園祭や京町家の情景といった京都ならではのイメージとともに、菓子や料理、日々の道具など京都の暮らしに欠かせないモノたちを切り取った写真をご覧いただきます。特に、身近なモノに注がれる畠山の眼差しには、「物撮り」を得意とした写真家らしい個性が宿っています。それは光と影そして形に対する冷徹な計算とモノの温かみの両方を同時に感じさせるもののように思われます。
なお、今回の展示写真は35mmスライドフィルムのデジタルスキャンによるプリントと、4x5ポジフィルムをデジタルスキャンしたプリントで構成されています。雑誌掲載時の写真は誌面構成応じてさまざまにトリミングされていますが、今回はほぼ撮影時のままトリミングなしの状態でのプリントを展示しています。
- 展覧会名
- 畠山崇の写真2―京都を切り撮る―
- 分類
- 企画展
- 会場
- 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
- 会期
- 2025年01月20日~2025年05月31日 Googleカレンダーに登録
- 休館日
- 日・祝日、2月25日(火)、2月26日(水)
- 観覧料
- 一般200円、大学生150円、高校生以下無料
*大学コンソーシアム京都に加盟する大学の学生・院生は学生証の提示により無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳または被爆者健康手帳をお持ちの方及び付添の方1名は無料(入館の際は、手帳の提示をお願いします) - 住所
-
606-8585 京都府京都市左京区松ヶ崎橋上町
- 公式サイト
- https://www.museum.kit.ac.jp/20250120.html
- お問合せ先
- 075-724-7924