2025年01月14日掲載
高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.12 わたしのりんかく
高松市美術館
- 会期
- 2025年02月01日~2025年03月16日
カルーセル
熱したガラスに息を吹き込んだり、身体を大きく使って練ったりすることでダイナミックな作品を生み出す横山翔平(1985年岡山県生まれ)の作品は、彼の思考や身体を映し出しており、生命を内包しているような印象を与えます。弧線を重ねた絵画を展開する國久真有(1983年大阪府生まれ)が描く線は、彼女の動きの軌跡です。たびたび画面の中央に現れる空白は身体的な限界を示すとともに、人が侵すことのできない領域のようでもあります。日常で生じる感情から作品を立ち上げる矢野恵利子(1987年香川県生まれ)は、作品にあそびの要素を含ませることで、さまざまな感情をユーモラスに可視化します。身体に絵具を垂らすことで、自分が「今ここにいる」感覚を確認するという新宅加奈子(1994年大分県生まれ)は、絵具が肌の上で刻々と変化する間、それを感じ取る自身の存在を認めているのでしょう。自然や動物など他者と向き合う山下麻衣+小林直人(1976年千葉県生まれ、1974年千葉県生まれ)が行う行為は一見無意味にも思えますが、繰り返し継続される行為を目撃するうちに、自分と世界との関係がわずかに変化する気配を感じさせます。[美術館サイトより]
- 展覧会名
- 高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.12 わたしのりんかく
- 分類
- 企画展
- 会場
- 高松市美術館
- 会期
- 2025年02月01日~2025年03月16日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 9:30~17:00(金・土は19時まで開館、入室は閉館の30分前まで)
- 休館日
- 月曜日(2/24は開館)、2/25
- 観覧料
- 一般=1,000(800)円
大学生=500(400)円
*( )内は20名以上の団体料金
*高校生以下無料
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)は入場無料 - 住所
-
760-0027 香川県高松市紺屋町10-4
- 公式サイト
- https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/event/exhibitions/exhibition_2024/exhibition_2024/ex_20250201.html
- お問合せ先
- TEL:087-823-1711