1906年、スウェーデン。カンディンスキーやモンドリアンより早く抽象絵画を描いた、1人の画家がいた──
その名は、ヒルマ・アフ・クリント(1862-1944)。
21世紀の現代に、死後70年を経てついに世界に発見された彼女の作品は米ニューヨークのグッゲンハイムで大きな評判を呼び、英ロンドンのテート・モダンなど世界各国の名だたる美術館が競い合うように展覧会を開催。
アジア初の大回顧展である本展では、高さ3mを超える10点組の絵画〈10の最大物〉(1907年)をはじめ全てが日本初公開の約140点を一堂に展示し、謎につつまれたヒルマ・アフ・クリントの画業の全貌に迫ります。[公式サイトより]