ぐるぐる、その場でまわってみる。
ぐーんと、おおきくまわってみる。
くるりと、ちいさくまわってみる。

あそびや運動、スポーツなど、様々な場面で「まわる」ことがあるかもしれません。

今回のはじまりの美術館の企画展では、まわることに注目し、6組の表現をご紹介します。

まわることは、少しだけ日常から遠いことに感じるかもしれません。
ですが、誰かにとっては心地のよい時間だったり、また誰かにとっては必要な手段だったりするかもしれません。

さらにまわることは、遠心力や渦など、回転する方向とは異なる向きへ、別のエネルギーが生まれるようにみえることもあります。
アートや美術館も、実は、そんな不思議な力をもっている場所のひとつではないかと考えます。

一緒にここで、いろんな「まわる」に触れて、自分の力だけでは生み出せない力に、身をゆだねてみませんか?
展覧会を通して一緒にまわると、少しだけ、世界の見え方や感じ方が変わってくるかもしれません。


【展覧会概要】

「ぐるぐるまわってみる」
会期:2025年4月12日(土)〜7月6日(日)
※火曜休館
※4月29日(火)・5月6日(火)は祝日のため開館、4月30日(水)・5月7日(水)は振替休館

開館時間:10:00~18:00

会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)

料金:一般500円、高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方(1名まで)無料

出展作家:アグネス吉井、EMI、タムラサトル、パンタグラフ、藤本正人、望月茂徳

主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館
協力:社会福祉法人さふらん会 さふらん生活園、社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房、TEZUKAYAMA GALLERY、MAKI Gallery
後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ