足立美術館は、島根県安来市出身の実業家、足立全康氏が収集した美術品をもとに1970(昭和45)年に開館しました。優れた近代日本画を所蔵する美術館として知られ、中でも横山大観のコレクションは、初期から晩年に至るまで120点にも及びます。また、豊かな自然を借景にした広大な日本庭園を有し、庭園の美と名品の美を共に味わうことのできる美術館として、国内外の来館者を魅了し続けています。
本展では足立美術館の数あるコレクションの中から、横山大観を中心とした近代日本画をはじめ、石川にゆかりのある北大路魯山人の名品を合わせて展示します。