今回は、人(私)が石を見て、心の震えが石に伝わり、一つの時が流れ出す、というイメージをして「震える石」と題しました。
石と私の心の響き合いは、版木に当たって反響し、紙にこだましてゆきます。 誰かの心の琴線に触れ、
そこからまた新しい一つの時が、流れ始めるようなことがもしあれば、作り手として、幸いなことです。(作者)

新作(木口木版)を中心に〔影凛所 -えいりんしょ-〕シリーズの新作、コラージュ作品も展示致します。
ご高覧下さい。