4月19日(土)より、八木鈴佳さんの個展を開催します。

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「埃が周るまで」っていうタイトルがある。

埃って⾔ったけど、もうちょっとその介在しているような、浮遊しているような粒⼦、その状態のことそのものを⾔ってるんだなと思って。

なるほど。埃はいろんなものによって出来上がっていて、それを僕たちは勝⼿に、 「埃」って呼んでると思うんだけど、この絵もいろんな要素が複層的になっているのを、僕たちは「絵画」っていっているだけなのかも。
でもこれに関してはもしかすると熊間に⾏くと分かるのかもしれないなと思った。

「埃」ってワードがそもそも熊間の展⽰空間を⾒て出てきた⾔葉でもあるから、 確かにこれだけじゃないかもしれない。

ということは絵画そのもの、それこそ絵の中の話だけじゃなくて。

そうそう。

熊間の展⽰だからこその「埃」ということになる?

あの空間でこの絵がどういう⽴ち回りをしてほしいかって⾔ったら、例えたら埃かなと思ったんですよ。
そういえば最初「雲ができるまで」っていう名前にしようと思ってたの思い出しました。

ほぼ⼀緒ですもんね。集合体

でも雲やとちょっと遠い話になっちゃうから。

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出展作家:八木鈴佳

会期:4月19日(土) – 5月18日(日)
   13:00 – 19:00
   ※金土日祝のみ
会場:熊間(京都市中京区西ノ京西月光町18-7)
JR・地下鉄東西線「二条駅」より徒歩8分

協同(聞き手・書き手):平野成悟