2025年06月13日掲載
黙然たる反骨 安藤照 ─没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家─
渋谷区立松濤美術館
- 会期
- 2025年06月21日~2025年08月17日
カルーセル
安藤は、数々の彫刻家がしのぎを削った昭和戦前期の彫刻界で活躍を期待された存在でした。1917年に東京美術学校に入学し、在学中の1921年に帝国美術院展覧会(帝展)で彫刻家としてデビュー。翌年に帝展特選、そして1926年には帝国美術院賞を受賞するなど、はやくから頭角をあらわします。1927年には帝展彫刻部の審査員に任命されたほか、1929年には中堅彫刻家の作品研究の場として結成した団体「塊人社」のリーダーとして活躍しました。そして、1934年には《忠犬ハチ公像》、1937年には《西郷隆盛像》(鹿見島県鹿児島市)と、現在も語り継がれるモニュメントを制作し彫刻家としての地位を築いていきます。しかし、その道半ばの1945年5月、渋谷区代々木の自宅兼アトリエが空襲にさらされ、安藤もその犠牲となりました。
本展では、誰もが知る《忠犬ハチ公像》の影に隠れ、これまで語られる機会の少なかった安藤照の生涯について、戦火をのがれた現存作品約30点のほか、関連する作家の作品とともに迫ります。[美術館サイトより]
- 展覧会名
- 黙然たる反骨 安藤照 ─没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家─
- 分類
- 企画展
- 会場
- 渋谷区立松濤美術館
- 会期
-
2025年06月21日~2025年08月17日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 10:00~18:00(金曜日は20時まで開館、入館は閉館の30分前まで)
- 休館日
- 月曜日(7/21、8/11は開館)、7/22、8/12
- 観覧料
- 一般=1,000(800)円
大学生=800(640)円
高校生・60歳以上=500(400)円
小中生=100(80) 円
*( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
*障がい者及び付添の方1名は無料 - 住所
-
150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14
- 公式サイト
- https://shoto-museum.jp/exhibitions/208ando/
- お問合せ先
- TEL:03-3465-9421