2024年09月12日掲載
空の発見
渋谷区立松濤美術館
- 会期
- 2024年09月14日~2024年11月10日
カルーセル
近世になると、西洋絵画などの影響をうけ、洋風画や泥絵、浮世絵などに青空が広がりだします。なかでも江戸時代、たびたび青空を描いた画家の司馬江漢(1747-1818年)が、蘭学から地動説を学び、科学的な空間認識を持っていたことは、「空」への意識の変化を考えるうえで示唆的です。一方で、浮世絵のなかの典型的な空の表現“一文字ぼかし”のように、その表現は形式的、概念的なものであることもありました。
明治以降、本格的な西洋画教育や、科学的な気象観測の導入をうけ、刻々と変化する雲や陽光を写しとろうとする画家たちが登場します。ところが次世代には、表現主義やシュールレアリスムなどの新潮流の影響のなか、自らの心象をこの空間に托すように多様で個性的な「空」を描く画家たちが続くのです。…
現代、かつては従属的であった「空」を中心に据えることで、表現に活路を見出すアーティストたちも現れました。見えているけど、見えていない。本展は、こうした「空」の表現の変遷を通じて、そこに映し込まれる私たちの意識の揺らぎを浮かび上がらせようとするものです。[美術館サイトより]
前期:09月14日(土)~10月14日(月・休)
後期:10月16日(水)~11月10日(日)
- 展覧会名
- 空の発見
- 分類
- 企画展
- 会場
- 渋谷区立松濤美術館
- 会期
- 2024年09月14日~2024年11月10日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 10:00~18:00(金曜日は20時まで開館、入館は閉館の30分前まで)
- 休館日
- 月曜日(9/16、9/23、10/14、11/4は開館)、9/17、9/24、10/15、11/5
- 観覧料
- 一般=1,000(800)円
大学生=800(640)円
高校生・60歳以上=500(400)円
小中生=100(80) 円
*( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
*障がい者及び付添の方1名は無料 - 住所
-
150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14
- 公式サイト
- https://shoto-museum.jp/exhibitions/205sora/
- お問合せ先
- TEL:03-3465-9421