本展では、外山リョウスケが独自に開発した写真技法”Tempusgraph(テンプスグラフ)”を用い、“時間の色彩”をテーマに、日本の季節の移ろいを光で視覚化した「二十四節氣」シリーズ(全29点)を初公開いたします。

また、本展と合同で作品の制作過程にフォーカスした展示「Tempusgraph:拡張する写真の地平」を東條會館写真研究所にて開催いたします。会場では、作品に使用されている独自の写真技法”Tempusgraph”の仕組みや表現手法に光を当て、写真の原点に立ち返りながら、その拡張性と可能性をご体感いただけます。

2つの展示を通じて、作品の完成形だけでなく、発想から構築に至るまでの軌跡を“見て・知る”ことで、外山リョウスケ氏の表現に込められた想いやこだわりを、より深く感じていただける内容となっております。