悠久の時の中で生々流転し、様々な姿や表情を見せる大地。その変化に寄り添い、時には翻弄されながら、かたちづくられる人の営み。本展は、「大地」にまつわる6つのキーワードと共に、当館の日本洋画コレクションに陶芸作品を加えた約40点の作品世界をめぐるものです。果てしなく続く広大な平原、噴煙を上げ生命力豊かにそびえ立つ山容、固く踏みしめられた道、地の恵みとしてもたらされる花や実りなど、「大地」を起点に作品の魅力を紐解きます。
また特集展示では、「大地」のキーワードに関連する作家として、宮崎進の作品をご紹介します。