アルフォンス・ミュシャ(ムハ)(1860-1939)は、チェコの南モラヴィア地方に生まれた画家・デザイナーで、19世紀末から20世紀初頭のアール・ヌーヴォーを代表的するアーティストの一人です。人びとの暮らしを彩る優美で華やかなそのデザインは、現在でも多くの人びとを魅了しています。
本展覧会はミュシャがデザインした、ポスター、装飾パネル、はがき、切手、紙幣、ビスケット缶など商品パッケージ、香水瓶ラベル、さらにデザインを学ぶ学生の教本として出版された『装飾資料集』など、その幅広い活動の軌跡と世界観を約400点の作品によってご紹介します。