独特の質感を持った、球や立方体といったミニマルな形の陶作品を制作し、時にそれをモルタルで作った造形と組み合わせて発表して、国際的に評価され、イギリスのヴィクトリア&アルバート美術館やアメリカのロサンゼルス・カウンティ美術館等にも作品が収蔵されている陶芸家、橋本知成(1990~ )の近年の作品を紹介する展覧会を開催します。
橋本は和歌山県湯浅町に生まれ、2017年に金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科博士課程で博士学位を取得、2023年には、和歌山県立近代美術館にて「なつやすみの美術館13 feat.橋本知成」展が開催されました。
本展覧会では、熊野古道なかへち美術館の会場に合わせて橋本の作品を設置し、その存在が伝える表現を主題として開催します。[美術館サイトより]