2025年09月30日掲載
アニー・モリス & イドリス・カーン
KOTARO NUKAGA 天王洲
- 会期
- 2025年10月29日~2025年12月26日
カルーセル
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Idris Khan and Annie Morris in their studio, 2023 Photography: Vikram Kushwah
ともに1978年にイギリスで生まれたアーティストで、色彩豊かな球体が積み重なる彫刻「Stack」シリーズで知られるモリスと、青やグレーを基調とした静謐な作品が著名なカーン。個人として国際的な評価を確立する二人は、デュオとして共同制作や二人展も開催し、公私ともにパートナーとして歩んできました。本展は、それぞれにとって日本で初めての展覧会となります。
アニー・モリスの代表作「Stack」シリーズは、鮮烈でポップな印象とは裏腹に、流産という深い悲しみを希望へと変えていく過程で生み出されました。2022年フランスのシャトー・ラ・コステで開催された展覧会では、同館に設置されたフェミニズム・アーティストの巨匠ルイーズ・ブルジョワの作品《うずくまる蜘蛛》と向き合う形で展示された数々の「Stack」が多くの鑑賞者の心を惹きつけ、高く評価されています。
イドリス・カーンはパキスタン系の父・イギリス人の母を持ち、コーランの詩句や写真を幾重にも重ねて時間の堆積や記憶の複雑さを視覚化するアーティスト。活動初期の2008年から20世紀美術の珠玉のコレクションで知られるドイツ・デュッセルドルフの美術館K20で個展を開催し、2016年には大規模な戦没者記念モニュメントをアブダビ政府からの依頼を受けてデザインし設置。2025年9月にはオバマ財団から依頼を受けた作品制作が発表されるなど、現在に至るまで精力的に活動し、2017年には芸術への貢献を認められ大英帝国勲章(OBE)を受勲しました。
本展では、KOTARO NUKAGA(六本木)と KOTARO NUKAGA(天王洲)にて アニー・モリスとイドリス・カーンの作品を展示します。二人がそれぞれに歩んだ芸術的実践の道のりと、奥底に秘めた共鳴をぜひご体感いただければ幸いです。
オープニングレセプション: 2025年10月29日(水)
※アニー・モリス、イドリス・カーンが在廊いたします。
- 展覧会名
- アニー・モリス & イドリス・カーン
- 分類
- 企画展
- 会場
- KOTARO NUKAGA 天王洲
- 会期
- 2025年10月29日~2025年12月26日 Googleカレンダーに登録📅
- 開館時間
- 開廊時間: 11:30 – 18:00(火 – 土)
- 休館日
- 日月祝休廊
- 観覧料
- 無料
- 住所
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140-0002 東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA Art Complex Ⅱ 1F
- アクセス
- 電車
東京臨海高速鉄道りんかい線「天王洲アイル駅」B出口より徒歩約8分
東京モノレール羽田空港線「天王洲アイル駅」南口より徒歩約10分
京急本線「新馬場駅」北口より徒歩8分
バス
品川駅港南口から都営バス(品91,98)「天王洲橋」下車徒歩3分
目黒駅から都営バス(品93)「天王洲橋」下車徒歩3分 - 公式サイト
- https://kotaronukaga.com/
- 公式SNS
- お問合せ先
- https://kotaronukaga.com/contact/
