本展では、メナード美術館の日本画コレクションから俵屋宗達、葛飾応為といった近世美術を日本画の " むかし "、現代に活躍する田渕俊夫、松村公嗣らを日本画の " いま "に分類し、日本美術の今と昔について、「富士」「琳派」「人物」をキーワードに比較します。作家間、作品間での影響を感じさせる技法やモティーフ、新しく試みた表現などを取り上げ、作品にあらわれる今と昔に共通するもの、異なるものをご紹介します。またその間に位置する横山大観、安田靫彦、前田青邨といった近代の日本画もあわせて展示し、むかしの画題や技法を取り込みながら追求された個々の表現を、日本画約40点からたどります。
[一部展示替えがあります]
前期:1/7(水)-2/15(日) 後期:2/17(火)-3/29(日)