聖徳太子創建寺院の一つである四天王寺は、推古天皇元年(593)の創建以来、1400年を越える歴史を有しています。その長い間、天皇や貴族、各宗祖師や武士、庶民に至るまでが太子への崇敬の念を抱きながら当山と関わりを持ち、結果多くの文化を形成してきました。当山が今なお多くの参詣者に守られ、仏教寺院としての輝きを保ち続けている由縁の一つに、この太子信仰があることは言うまでもないでしょう。
本展では「太子七種の宝物」をはじめ、太子信仰の中で生み出されてきた様々な美術作品や、太子を祀る聖霊院の関連文書などから、当山にて紡がれてきた太子信仰の諸相をご紹介いたします。