古代から中世にかけて、天皇の代わりに伊勢神宮に祈りを捧げるために遣わされた皇女・斎王。斎王は、年に三度、伊勢神宮での祭祀に参列するほか、斎宮で祈りを捧げる日々を過ごしたと考えられています。伊勢神宮は、国家の安寧のために天照大神を奉斎(ほうさい)し、神への祈りの形は、今も行われている日々の諸行事や、20年に一度の式年遷宮からうかがうことができます。
この展示では、古墳時代の祭祀に使用した石製模造品(せきせいもぞうひん)や神への祈りを形にしてあらわした宝物(ほうもつ)に着目し、関連した考古遺物などから、伊勢神宮と斎宮の深いつながりをたどります。