茨木市立ギャラリーの収納庫で土屋が目にした光景、小さな備品や使用頻度の低い道具に至るまで、徹底して貼られた「茨木市立ギャラリー」のテプラの存在。
几帳面で執拗な態度のなかに潜む「人間的な存在感と無機質さの同居」、すなわち「事務的な態度が持つ面白さの最たるもの」を見出したことが、今回の出発点となっています。
土屋はこれまでも、地図やグリッド、編み図、指示書など、完全な正面性(パースのなさ)を持つ対象と対峙する際に生じる没頭感や「自らの不存在」に着目し作品を制作してきました。
本展では、そのコンセプトを深化させ、「パースのない事務」が持つ規則性や反復性、そして外部との解離がもたらす認知の変容をさらに探求していきます。
茨木市立ギャラリーとともに、駅前ビルのショーウインドウ、市役所の外壁など、まちなかでも展開される『パースのない事務は透明なこちらをずっと向いている』に是非ご注目ください。

[展示会場] 
①茨木市市立ギャラリー/みるば(阪急茨木市駅ロサヴィア2階)
→駅直結/南改札よりすぐ
②Socio1(2階ショーウィンドウ)
→阪急茨木市駅西出口すぐ
③茨木市役所本館北側外壁 ※天候によっては鑑賞できない場合があります
→JR茨木駅から徒歩9分 阪急茨木市駅から徒歩10分

※茨木市市民総合センターはアーティストトークの会場で、展覧会会場は上記の各所です。ご注意ください。

[アーティストトーク]
2026年3月8日(日)14:00~15:30
茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)1階喫茶・食堂
ゲスト:伊藤 存(美術家/京都市立芸術大学教授/2025年度推薦者)
参加費無料 ※要予約
https://ws.formzu.net/fgen/S55548631/

[主催]茨木市
[企画・運営]公益財団法人茨木市文化振興財団
[アドバイザー]雨森 信