仏のきよらかな世界を表すために、お寺には様々な荘厳がなされています。中でも、古代インドの習俗に根ざした燈・華・香を基本とする様々な仏具によって、仏前は彩られています。実際にお寺に訪れた際、このような周囲に置かれている仏具に注目する機会は少ないのではないでしょうか。
本展では、当山所蔵の仏具を多数展示し、どうしてこのような形なのか?お寺のどこにあるのか?どうやって使うのか?などを解説し、その魅力をご紹介いたします。また当山は度重なる罹災を経てきましたが、その都度、人々の信仰心によって再建がなされてきました。そのような人々の篤い信仰心を仏具からも感じ取ることができると思います。
仏具が放つ寺院荘厳の煌めきを味わうと共に、彼らが語る歴史や各時代の信仰の一端を存分に味わっていただければと存じます。