今回の展覧会では、書かれている言葉と書の表現とのふたつの面で、観ていると心が安らぎ、整うように感じられる書作品をご紹介します。
たとえば祈りが込められた写経や、広大な自然を詠んだ詩歌が書かれた書作品は、書かれた言葉の内容が伝わり、鑑賞者の心を静め、豊かな感情を呼び起こしてくれます。
そして、精緻で美しく書かれた写経や、穏やかな筆致で表現された書作品は、その表現による雰囲気が伝わり、鑑賞者の心を穏やかに整えてくれます。
日頃の喧騒から離れ、静かに書を鑑賞しませんか。展覧会の趣旨に合わせ、奈良・平安時代に書写された写経も特別に展示してご来館をお待ちしています。

【展示品】
[特別展示]
伝光明皇后筆不空羂索神呪心経断簡(展示期間:4/23~5/31)
伝小野道風筆法華経序品断簡(展示期間:4/23~5/31)
伝朝野魚養筆長阿含経断簡(展示期間:6/2~7/12)
伝小野道風筆法華経薬王菩薩本事品断簡(展示期間:6/2~7/12)

[江戸時代~現代の書作品作者]
龍 草蘆  丹羽盤桓子 村瀬太乙  阪 正臣  服部擔風
會津八一  清水比庵  藤岡保子  川谷尚亭  林 楽園
田中真洲  安東聖空  高木薫風  梶田東崖  桑原翠邦
中野蘭疇  山本南陽  阿部珂山  出口草露  中井史朗
奥山道北  横田祥瑞  石川雲鶴  佐々木嵓邦 武内幽華

【展示品解説】
5月9日(土曜日)、 6月7日(日曜日)
午前10時半から11時まで、午後2時から2時30分まで
学芸員が初心者向けに展示品の解説をします。事前予約は不要です。お気軽にお越しください。