○作家コメント
Kurachi が空き地で何かを拾ってくるようになったのは、いつのころからか。  
わざわざ遠くにゆくのではない。 拾われたものたちは、いつしか形をもつようになった。
帰る場所を探すためと聞いた。 行方知れずを人混みに探すように、見ず知らずの記憶を招き寄せるしぐさか。ふと面影が現れても … 。
本作《 Topogram of Memory̶ 呼吸の住処》は、見知らぬ記憶のかけらを迎えるかたちを取る。
机の下に広がる箱状の構造、土地から離された瓦礫からなる小さな住処、写真や影像、上と下、内と外、像と写像、それらの合間にこそ。 (ST)