Rollでは2年半ぶりとなる写真家・澁谷征司の写真展を開催します。日々様々な場所で撮影した写真の中から澁谷自身が選んだ作品を展示、販売します。前作「Water」から続く、次作への過程と、何かへの繋がりを思わせる、そんな最新展になります



『作品を壁に掛けるとき、私たちは何を前に出し、何を引かせるのかを決めています。サイズ、間隔、高さ、光の向き。そうした条件が、作品への入り方を、あとから教えてくれる。夢もまた、断片が先に現れて、意味は後から見え方を連れてくるものです。拾うもの、捨てるもの、並べ方。その選び方によって、問いが立ち上がります。本展は、出口から入って入口を見つけるという感覚を手がかりに構成しました。先に像が立ち上がり、欠けた感触から読み口を見つけていく。光の痕跡は、意味が追いついてくるまでの時間を、像のまま静かに支える足場なのだと感じます』   ── 澁谷征司