日本列島には、一万年を超える長いやきものの歴史があります。その中で須恵器は、縄文土器や弥生土器などに続き、1600年ほど前に誕生しました。
須恵器作りには、日本で初めて本格的な窯が使われました。「窖窯(あながま)」と呼ばれる丘陵斜面を利用したトンネル状の窯により、1100℃を超える高温で焼成できるようになったため、丈夫で液体を入れても漏れにくいやきものを作ることができました。また、ロクロという回転する台も使われるようになり、整った形を効率的に作ることができ、洗練された新しい器形がいくつも生み出されました。
本展では、古墳時代から平安時代に作られた各地の須恵器の優品が一堂に会します。古代人の創造力をどうぞお楽しみください。[美術館サイトより]