2023-2026 3回目の滞在となる、西松秀祐と野村由香による最終成果発表(個展)

2025年度から始動したアートギャラリーミヤウチのアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラムは、アーティストが約1ヶ月に渡り広島に滞在し、リサーチと制作を通してプログラムの最後に展覧会を開催します。

本AIRの特徴は、1年単位での招聘ではなく、同じ若手アーティストを数年かけて招聘し、滞在や調査を継続してサポートします。短期間の関わりではたどり着けないような作品表現の発展やアーティストと地域とのネットワークの広がり、過去と未来をつなぐ創造や、新しい広島のイメージの創出を目的としています。

2026年度は、2023年に広島での滞在制作と発表を経験し、前年のAIR参加アーティストでもある西松秀祐、野村由香の2名を引き続き招聘し、プログラムの最終成果発表として個展形式で発表します。
いずれの作品も、長期的な関わりの中で実現していくものであり、広島における新たな芸術表現のプロセスや成果形成を目指します。


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西松秀祐/明日、僕は街を歩いた
NISHIMATSU Shusuke / Tomorrow I have walked the city

1988年岐阜県生まれ、現在大分県を拠点に活動。2012年名古屋芸術⼤学芸術学部洋画コースを卒業後、ドイツにあるブランシュバイグ芸術⼤学にて学ぶ。映像、テキスト、写真などを用い、場所と人との関係、記憶と記録をテーマに作品を制作している。国内外でのレジデンスプログラムに多数参加。

レジデンス期間
(1) 2023年4月3日~4月27日(2)2025年3月3日~4月3日 / 4月21日~5月2日  (3) 2026年1月14日~2月7日 / 4月中旬~4月30日

西松はまず、街を歩くことから始めた。2度目の広島滞在も同じだった。それは気まぐれの散歩のように行き先を定めたものではなかったが、多くの人に出会い友情を築いた。そして、そうした道なりの関係性の中で生じる感情の機微を捉え作品を制作した。
西松の作品はいわば、映画のワンシーンを切り取ったようなものだ。紡がれなかった言葉や透明な感情が作品として溢れ出る。おそらく展覧会は、断片的なシーン複数の作品)の集まりとして1本の映画のように立ち上がってくるだろう。

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野村由香/ミズチのへそ
NOMURA Yuka / The Navel of Mizuchi

1994年岐阜県生まれ、現在京都府を拠点に活動。2019年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。日常のあらゆる状況が誰も気がつかないようなゆっくりとした速度で変化し続けている中で流れる時間を作品として凝縮し、再現しようとしている。

レジデンス期間
(1) 2023年4月6日~4月27日(2)2025年4月6日~5月2日  (3) 2026年4月5日~5月3日

野村は最初、太田川デルタの形成とたたら製鉄の関係についてフィールドワークと作品制作に取り組んだ。次に広島の炭鉱について興味を持ち、活動を進める中で製塩と石炭の関係性や河川による物流を知り、作品を展開した。
野村の活動で一貫しているのは、変容する自然とそこに暮らす人々を根底で突き動かす何か(野村の言葉をかりれば「根源的な力」)を捉えようとする姿勢だ。広島の制作に限って言えば、「川」あるいは「水」が常に根底に流れている。

…﹅『」ー﹅ 関連イベント …﹅『」ー﹅

📣 アーティスト / キュレータートーク
  &オープニングパーティー
日時:4月29日(水祝)17:00-
参加費無料(但し要観覧券、1ドンリンク制)、申込不要

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以下、詳細は近日公開

🚶‍♂️ ツアー
日時:5月2日(土)

🐎 ワークショップ
日時:5月3日(日)

🎵 ワークショップ
日時:6月13日(土)

📣 クロストーク
日時:6月14日(日)
アーティスト、キュレーター、ゲストを含めたトーク