陶芸作家・中村真由美は、これまで、自己の内面に潜む不安や弱さを、「そのままの⾃分でいい。⾃分の花を咲かせればいい」という強いメッセージで包み込んだ「自在の花(※)」シリーズ。2020年コロナ禍以降の分断された世界における孤独感を、美しく溶け合う色彩で希望へと昇華させた「Universe」シリーズ。そして、「自在の花」と「Universe」の世界観を融合させた「宙に花」シリーズと、制作の節目ごとに、自身や時代・社会と向き合い、その想いを陶に託してきました。

4月4日(土)より開催される個展「Opera」では、これら3つのシリーズが交差し、新たに“生きる歓び”を謳い上げます。内に秘めた生命力がダイナミックに目覚める瞬間を捉えた作品群は、観る者の感覚に鮮やかに響きます。

ギャラリー会場ではぐい呑み、茶器、花器、陶版などの新作約30点を展示いたします。
穏やかな陽気の中で草花が咲き誇り、生命の息吹を感じる春にふさわしい展覧会をお楽しみください。