紀南アートウィークは、川久ミュージアムでの「ゲノムの詩」展のディレクション、キュレーションを担当します。
川久ミュージアムでは、美術家の伊藤彩と美術家の藤村大、詩人の味果丹のアーティストユニットであるFujimura Familyを招聘し、2024年6月15日から7月15日までコラボレーション展「ゲノムの詩(うた)― Collaboration with Fujimura Family」を開催致します。

この和歌山県出身の二組のアーティストは、これまですでに繋がっていそうで、意外にも繋がっていませんでした。まるで精神と身体の関係のように。

近いようで遠い ― 遠いようで近い

そのコラボレーションに触れることは、「こころ」と「からだ」に浮遊体験をもたらすのではないでしょうか?

二組のアーティストが生み出すカオスな世界観をお楽しみ下さい。

「精神と身体がちょっとずれていて辛い時、それが何か理解し共感してくれました。彼らはとても敏感で繊細な感覚の持ち主です。いつも1人で制作しているフォトドローイングを共作し撮影してもらいました。彼らは写る“モノ”を重視し、私は“イロ”を重視しているのが興味深く、お互い驚きと発見がいっぱいの、いい混ざり合いになったと思います。」(伊藤彩)

[展示概要]

タイトル:ゲノムの詩(うた)― Collaboration with Fujimura Family
会 期:2024年6月15日(土)から7月15日(月)
    詳細は、川久ミュージアムwebサイトよりご確認下さい。
主 催:川久ミュージアム
ディレクション、キュレーション:紀南アートウィーク実行委員会
協 力:小山登美夫ギャラリー、アウラ現代藝術振興財団、Artport株式会社
協 賛:キヤノン株式会社

アーティスト:伊藤彩(Ito Aya)


@Aya Ito Photo by Fujimura Family

1987年和歌山生まれ。

2011年に京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻を修了。在学中に英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに交換留学しています。現在はダブリンと和歌山を拠点に活動を行っています。

主な展覧会として「VOCA 2010 新しい平面の作家たち」(上野の森美術館)、「レゾナンス 共鳴 人と響き合うアート」(サントリーミュージアム[天保山]、2010年)、「和歌山と関西の美術家たち リアルのリアルのリアルの」(和歌山県立近代美術館、2015年)等に出展。2017年7月にはダブリンで「AYA ITO & ATSUSHI KAGA IT HAPPENS TO BE」(Pallas Projects/Studios、アイルランド)を開催するなど、精力的に活動し、小山登美夫ギャラリーでは5度の個展を行っています。

伊藤は「フォトドローイング」と呼ぶ独得な制作プロセスを用います。まず自身で制作したキャンバスのペインティングや紙のドローイング、陶器の立体物、布、家具などをセットして、ジオラマを作り、この大きさは、時に5mを超えることもあります。そして、ジオラマの中に伊藤が入り込み、写真に撮ることで、自身も思いもよらなかった構図やアングルの視覚的効果を念入りに検討し、実際の絵画制作に入るのです。この緻密なプロセスが、濃密なリアリティとなり、色彩の海や脱力感溢れるモチーフの表情等の要素が合わさって、見る者を中毒的な魅力に引き込みます。

主な受賞歴に、「Art Camp in Kunst-Bau 2007」(サントリーミュージアム[天保山]、大阪)でサントリー賞、「アートアワードトーキョー丸の内 2011」でシュウウエムラ賞及び長谷川祐子賞があります。

1987年 和歌山生まれ
2011年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート 交換留学