〔展覧会概要〕
昼光となだらかな勾配は歩行を促し、さまざまな事物に視線は彷徨う。
環境によって無意識のうちに眼と足は導かれていく。

眼前を掠めていく認知以前の視野が逃げ去る前にシャッターを切ると、
カメラは瞬時にその観察点への光の配列を記録する。

晴れた日の光の底に立ち現れる風景。

見回すことと見つめること、具体と抽象、風景と写真の間を行き来している。
いつも途方に暮れながら、当てもなく果てもなく探査は続く。

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前作が一区切りとなりカメラを変えずに別の場所で写真を撮ることを考えていたとき、とある地域に興味を持ちました。
一帯の密度感や距離感が手持ちの645Zと相性が良いのではないかと感じたことから、しばらく撮影をしています。
この展示は風景探査の中間報告です。

− 寺崎珠真