徳島県立近代美術館では、徳島県阿南市出身の版画家・吹田文明(1926ー)の生誕100年を記念し、特別展「生誕100年 吹田文明の人生でたどる版画100年のドラマ」を開催します。
戦争体験、小学校教員としての出発、国際展での評価、美術大学での教員時代、そして2000年代に至るまでー波乱に満ちた作家の人生をたどりながら、当館所蔵の作品を中心に、一編の人間ドラマを追体験するように振り返ります。また、同時代の作家や現代版画の動向を紹介するトピック展示を設け、戦後日本版画のなかで吹田文明が占める位置を改めて見つめ直します。展示の最後には、「徳島版画」と連携し、版画の魅力を伝えるコーナーを設けます。
当館では、2006年に開催した「吹田文明展 華麗なる木版画の世界」の個展以来、20年ぶりとなる大規模な展覧会となります。本展が、作家の歩んだ道を未来へとつなぐ新たな一歩となれば幸いです。[美術館サイトより]