2026年05月07日掲載
青 秀祐「DUMMIES 3」
フラットリバーギャラリー
- 会期
- 2026年05月16日~2026年05月30日
カルーセル
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FRG_AoShusuke-DUMMIES3
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FRG_AoShusuke-DUMMIES3
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FRG_AoShusuke-DUMMIES3
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FRG_AoShusuke-DUMMIES3
この度フラットリバーギャラリーにて青秀祐「DAMMIES 3」展を開催いたします。
青の作品「DAMMIES」 はプリントあるいはペイントされた不織布を素材とし、膨張時に適切なバランスで形状を保つために必要な強度や内部構造、また送風された空気のボリュームによって構成されます。これらは青自身の手によって地道に裁断し縫い合わせ形作られています。大きな作品は飛行機やロボット、自動車などメカニカルで硬質なものをモチーフとし、小作品はプラモデルの箱や書籍が機能性を持たない中空な構造となっています。 いずれも本来は、カッコイイものや勇ましいものであったり、時として権威的もしくは威圧的であったり、高度な機能や実用性、娯楽性が求められ設計製作されたものです。それらを表象とした布地は、風圧で膨らみ丸みを帯びたユーモラスでかわいらしいものとして変容し再構築されているかのようにも感じられます。また送風を止めた途端に萎んで立体から平面に帰化していく様は、まるで日常生活においての「オンとオフ」とオーバーラップするかのようです。AIによる真偽の定かではない情報が横溢する昨今、表層的心地よさやイメージに惑わされないよう警鐘を発していると捉えられるかもしれません。
是非この機会にご高覧頂ければ幸いです。
--------- フラットリバーギャラリー企画
【作家STATEMENT】
「DUMMIES」は、軍事用ダミーバルーンに端を発する。敵の目を欺くために兵器を模したその構造物は、鋭さを失った中空の張りぼてであり、そこに在ることを不確かに主張する視覚的虚構だ。
私はこの欺瞞の造形に、自分の意志とは無関係に訪れる喪失と、そこから始まる記憶の変質への対処を担わせる。
現実空間にある実体は知覚され、思考空間に取り込まれる。イメージとなった実体は変容を始める。
実体はいずれ自分の意思とは関係なく失われ、イメージとなった実体の記憶も、その変容を止めない。
喪失によって、かつて存在した実体とイメージの隔たりはどんどん大きくなり、変容し続ける記憶もだんだん希薄になっていく。
最後には空虚だけが残る。
失われる実体そのものをいつまでも留めておく方法はない。喪失も変容も私にはコントロールできない。
その対処として、思考空間内の実体のイメージを一時的にサルベージし、現実空間にダミーを生成する。
ダミーの表面には思考空間において既に変容して解像度の間引かれたイメージが施され、送風圧と内部支持構造の反相互作用によって造形が立ち上がる。
それはどうにかイメージを保とうとする拮抗構造の投影であり、立体とも平面とも断定できない形態の不安定さは思考空間内の実体のあり方と近似している。
こうして喪失と変容の先に訪れる空虚はダミーによってあらかじめ充填される。時間による収奪の目を欺くことが、これでできるだろうか。
--------- 青 秀祐 / AO Shusuke
- 展覧会名
- 青 秀祐「DUMMIES 3」
- 分類
- 企画展
- 会場
- フラットリバーギャラリー
- 会期
- 2026年05月16日~2026年05月30日 Googleカレンダーに登録📅
- 開館時間
- 13:00~18:00
- 休館日
- 日曜日・月曜日・祝日
- 観覧料
- 無料
- 住所
-
102-0093 東京都千代田区平河町2丁目4番7号スタンプスタンダードショールーム内
- アクセス
- ・「麹町駅」有楽町線 1番出口より徒歩2分
・「永田町駅」半蔵門線・有楽町線・南北線 9b番出口より徒歩5分
・「半蔵門駅」半蔵門線 1番出口より徒歩5分
・「四ツ谷駅」JR麹町口より徒歩12分
・「四ツ谷駅」丸ノ内線より徒歩12分 - 公式サイト
- https://f-r-gallery.tokyo/exhibitions/dummies3/
- 公式SNS
- お問合せ先
- TEL:03-3239-1258
MAIL:info@f-r-gallery.tokyo
担当:フラットリバーギャラリー(広報担当)


