2026年05月22日掲載
中村馨章『Cyborg Butterfly: Threshold』
ホワイトストーンギャラリー銀座新館
- 会期
- 2026年06月05日~2026年06月27日
カルーセル
『Cyborg Butterfly: Threshold』を開催いたします。
今展はホワイトストーンギャラリーにおける4回目の個展となります。
中村馨章の芸術実践の根幹をなすのは、聴覚/視覚といった知覚の境界線を模索し、自己/他者との新たな対話の可能性を切り拓くこと。幼少期からの感音性難聴により 2000年に一度は完全失聴した中村だが、2012年に人工内耳を装用したことで世界観が劇的な変貌を遂げる。視覚のみのモノクロームの世界が、より彩りと騒めきに満ちた多層的なものとして迫ってきたのだ。
今展は、「Cyborg Butterfly(サイボーグ・バタフライ)」と「Threshold(閾値)」、のふたつのシ
リーズで構成される。
「Cyborg Butterfly」は、「異なる感覚間の対話の可能性」の探求を、絵画表現からさらに発展させたもの。全作品に骨伝導スピーカーが内蔵されている。描かれた蝶の一部に触れることで立ち現れるのは、視覚的な残響としての「音」。人工内耳の装用によって作家自身が経験した感覚の変容を、視覚・聴覚・触覚を通じて実感できる作品群である。
一方、「Threshold」は、観る者の内省を促し、音の視覚化を喚起する参加型インスタレーション。作品の形式よりも、観る者との関係性や相互作用を重視。リレーショナル・アートをさらに拡張させる試みである。
日本画に音響要素を採り入れ、自らの作品を介在させることで、未知の「知覚」と「コミュニケーション」の閾値を問う中村馨章。通底するのは「身体の変容」、「音と沈黙」、そして「日本の美意識」である。
予定不調和な知覚の在り様と微量なゆらぎ、その境界が拓かれていく過程を、ぜひ今展でご体感ください。
皆さまのご来廊を心よりお待ち申し上げます。
*絵画に触れて体験できる機会は、6月5日(金)のレセプション、および6月20日(土)のイヴェントに限定しております。
【関連イベント】
・オープニングレセプション
2026.06.05 (金) 17:00-19:00
個展を記念して、オープニングレセプションを開催します。どなた様でもお越しいただけます。
「Cyborg Butterfly」シリーズを実際に触れて体験できる貴重な機会となります。
*アーティスト在廊、ドリンクサーブあり
・トーク・イヴェント
2026.06.20 (土) 15:00-
個展を記念して、美学者の伊藤亜紗氏とのトーク・イヴェントが開催されます。
実際に作品に触れながら、2人のトークを聞くことで、制作への理解が深まる催しです。
身体感覚を通して作品を体験できる機会は限られていますので、ぜひご参加ください。
会場:ホワイトストーンギャラリー銀座新館
登壇者:中村馨章(アーティスト)、伊藤亜紗(美学者)
参加費:無料
定員:20名
お問い合わせはこちら:cs@whitestonegallery.jp
- 展覧会名
- 中村馨章『Cyborg Butterfly: Threshold』
- 分類
- 企画展
- 会場
- ホワイトストーンギャラリー銀座新館
- 会期
- 2026年06月05日~2026年06月27日 Googleカレンダーに登録📅
- 開館時間
- 11:00〜19:00
- 休館日
- 日・月曜日
- 観覧料
- 無料
- 住所
-
104-0061 東京都中央区銀座6-4-16
- アクセス
- 地下鉄銀座駅徒歩2分
- 公式サイト
- https://www.whitestone-gallery.com/ja/
- 公式SNS
- お問合せ先
- cs@whitestonegallery.jp


