民藝運動の精神を受け継ぎ、独自の「型染め版画」の世界を切り拓いた岡村吉右衛門(おかむら・きちえもん)。彼の作品は、当県の版画コレクションの中でも充実した点数を数え、度々ご紹介する作家の一人です。

今回は、夏休みの期間にも重なることから、代表作「蝦夷絵シリーズ」※を中心に、生き生きとした動物や生き物たちが登場する作品にスポットを当てご紹介します。彼が北海道の地で調査を重ね、見つめ描いた動物たちは、見る者に何を語りかけるのか。親しみのある動物たちを切り口に、素朴さと斬新さを併せもつ岡村の表現と世界観を、ぜひご家族やご友人と一緒にご覧ください。
(※作家本人が表現したことばを、そのまま引用しています。)